実は、転職して図書館員になりました

カテゴリ: > ワクワクする

図書館に転職して1ヶ月、
少し落ち着いてきたような。

図書館の仕事ってこういうのもあるんだなーと
思うことがたくさん。

たぶん外からのイメージほどラクではない。
肉体労働感あり。もちろん頭を使うし
スピード感も必要。

でも転職してよかった。
少しずつ気持ちがやわらいできました。



先日、以前の会社から質問事項があって
電話がかかってきたけれど、内情を聞くと

相変わらずだなー

と他人事のように思い、
離脱出来たことにホッとした。


今は、まっさらな気持ちで初心者として
いろいろ教えてもらっていて、
新しい価値観を学べたり、
狭い世界だったことに気付けてる。

前の会社の人達に教えてあげたい技術も。
(余計なお世話だ)


そんな中、読んだ本。『さよならの儀式』



途中でこれ、ほんとに宮部みゆき?(呼び捨て)
と何度も思いながら読んだ。

何編かの話が入っている中で、
印象に残った「聖痕」。

ネットの怖さはこれなんだんだよなと
嫌なリアル感があった。


あとは『田舎の紳士服店のモデルの妻』


題名に惹かれて前から読みたかった本。

あれ?
こんな話だったのかと。

女性として友達になれないタイプの主人公で、
気持ちが乗らなかった。

まったく別世界の人なら
友達になるならとか考えないのに。

昔、仲良くなれなかったタイプの
ママ友がこんな感じだったからだな。

「あの県の人はこういう人」みたいな
全く勝手なざっくりしたイメージで。


あ、そういうのを読み取るのが正解な本なのか。




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このブログを書き始めたことが、
転職を決めた大きな要因であったかもしれない。

給料が半分になったことを
人はバカだと言うだろうけども、
そんなものも抱えながら、やっていくしかない。

図書館と言っても、ちょっと特殊なので、
ルールや覚えることが山のようにあって、とにかく忙しい。
まだまだまだまだ図書館員というにはおこがましいけれど、

毎日図書館に居られることだけでも
至福の喜びを感じます。

年齢のせいと、性格のせいとで、
うっかりするころが本当に多くて、
毎日デキル若い先輩をうらやましく思いつつ、
かなりの自己嫌悪で落ち込む。

テンパるんだよなー

わーっとくると
一回で覚えられないんだよなー

余裕がないんだよなー


プライドは、ちゃんと捨てられてるか、
あまりの職場の空気の違いを受け入れられているか、
まずはそんなところから気を遣う。

とりあえずがんばろう。

図書館員って、一日1万歩歩くことも
そう珍しくないらしい。
新型コロナウィルスのせいで、
毎日全PC、机椅子の消毒や換気を何度も何度も。
無駄に動く。



そんな中、読んだ本。




まず貸し出しの練習で1日目に自分で借りました。

恋愛もの、と聞いていたけれど、
確かに、映画にしやすそうな、情景が目に浮かぶ感じ。
主人公の女の子がとても良い子です。
だから救われる。

演劇、が出てくる本はたくさんあるような気がする。
売れない舞台俳優とか。
そんな人口が多いとは思えないのだけど、
退廃的で本に書かれやすいからなのか?と思ったり。

演劇に執着する人生、
私にはたぶん一生縁のない世界。


あと読んだ本。



この表紙の絵が、売れた大きな要因ではないかと思う。

いかにも面白そうだ。
謎めいてもいる。

昔話の先にある現実的な部分が書かれている感じが
して、人間味があっていい。

助けてもらったからといって今日会った一寸法師に娘を嫁にやるとか、
桃太郎一味が鬼を殺したとか
そういえばその後、気になってた。

さらっと読めます。



図書館の本、新着本は遠慮するべきだと思うし、
自分が読んでるような娯楽本は蔵書が少ないので、
自分が読む分には便利にはなってない。

結局、休みの日に本屋さんに行ったり、
別の図書館に行ったり。
それもまたいい感じ。




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まだ新型コロナウィルスの存在もなかった頃、
タイムリーにこんな本が書かれていたことにちょっと驚きます。

誰かが戦ってくれている、そういう話。

それが頼みの綱で今回みんな耐えてきただろうから、
この形もありだなと思う。

なんであれ、戦ってくれているというのは
私の好きな『かえるくん東京を救う』にもつながる。


そして、目に見えている悪者が本当に悪者か、を
考える余裕が必要だ、ということも学べる。

今回も伏線の回収がいいです。
新社長のところが好き。

主人公を含め、出てくる人達の人柄が良くて
うらやましくてたまらなかった。


*************


今、世間ではツイッターのムーブメント
#検察庁法改正案に抗議します というのが話題で
勉強不足でつぶやくことへの賛否があるらしくて、

それについて、村本大輔さんのnoteを読むと
腑に落ちるところがあった。

大人の着ぐるみを脱げ  他。

「ニュースは痛み」←ここ


(ちなみに、私はここで自分の意見を述べたり
 するつもりは全くありません。
 最近自分が感じたことを吐き出してるだけです)



間違ったことをいうことを恐れるのは、
攻撃してくる人がいるからであって、
間違ったことを言ったら、
それに対し、ちゃんと正しいことを教えてくれればそれば
勉強する機会になるし、もっと深く考える。

そうあって欲しい。


私は自分が発言することを恐れてばかりいる。

自分が質問したことによって
人がイラつくことや、マウントをとってくるのを
敏感に感じるせいなのかも、

HSPを知ったせいでそう思う


自分はなんて空気が読めない人間なんだ!

と思っていたけど、実は過敏だったなんて。


*************


ここのところ、転職しようかどうか悩んでいたけれど、


転職、決まりました。


逃げるための転職というよりは、

HSPの自分を知って、
ムリをしない、ということを選んだ
職。

新しい仕事、ワクワクしています。

もちろんどこに行っても大変なことがあることは
経験上分かっているし、
また辞めたい、と思う日が来るのかもしれないけど。(弱気)


辞めると告げてからの職場での日々は
なかなかの地獄ですが、

もうどうにでもなれと思うことで、
あと数週間乗り切ります。



合わせてこのタイミングで介護などが
重なって、しんどいことが多い。

深く考えないことで淡々といくしかない。



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柚月裕子さんと柚木麻子さん、どちらも好きで
全然テイストは違うのに、ちょっと混同していた時期あり。

柚月さんはリアリティ、骨太ミステリー
柚木さんは女性がワクワクする気づきをくれるストーリー。

この本は、女性が多めに出てくるミステリーだった。
したたかさや愚鈍さが分かりやすくて
読みやすかった。

顔に痣がある登場人物が出る小説を、
村上春樹さんの本も含めていくつか読んだけれど、
強く印象に残る。
その人の人生を強く想像するからだと思う。

ミステリアスなまま話が進み、
最後まで愚かさが描かれていた気がする。

ウツボカズラはなかなか醜悪な感じの食虫植物らしい。



同じ作家さんのこの本。


他のとちょっと毛色が違うけれど、
賢い女性がすっと真相に気付くところが痛快な感じ。


賢い女性というのは、
打たれ強さも合わせて持っている気がする。

うちの社長もそうだ。
それくらいじゃないとやってけないんだろうな。

今の「緊急事態宣言」よりも「来期の利益」が
大事だそうだ。経営者ってそういうものなのかも。


前回書いたが、私以外の全員が
あまりにもコロナに対して無神経だったので

結局、私から、家で仕事をしたいと
言い出す羽目になった。

その結果議論が始まり、
リモートワーク案がやっと出た。

でもなんか私のせい?って感じになってしまった。

立場微妙。潔癖症扱い。

そしてリモートワークが始まって
自宅待機が決まったのに、
次の日からも私以外の全員が出社している。

はい、立場なし。私悪者。


転職時かなー。ここだけの話。
ほんとは誰かに愚痴聞いてもらって
すっきりして頑張るのがいいんだろうけど。
積もり積もってて。


世間はどう思うだろうか、
そればっかり考えている。



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新型コロナウィルスで外出自粛になっても、
家で本を読んでいられれば、それなりに幸せだ。

手元にあった2冊を読んだ。



おばあちゃん世代の女優さんの話。
表紙のイメージも相まって、ちょっとファンタジー。

この本で知った「マジカル〇〇〇」という言葉は
言いえて妙だな、と思った。
もともとは人種差別を批判する意味があるらしい。
ステレオタイプな役割を期待する大衆心理を充たす俳優。
おばあさんとは、こういうものだ、という役割を
果たす女優、というのがマジカルグランマ。

大衆は、人にレッテルを貼りたがっている。

これは私が小学生の時から感じていたことだ。
型に入れられるのを嫌がる小学生らしい反抗心から
きていたのかもしれないが、

自分は絶対に人に安易にレッテルを貼って決めつけて
判断しないようにしようと誓った


今でもそれは強く思う。
そしてそれが逆に自分自身を生きづらくしてしまっている。

周りは正義感ぶって他人にレッテルを貼って
批判することが大好物な人ばかりで、

同意したフリをするのに神経をすり減らし、
迎合しないと職場で居場所がなくなり、
うまくスルーしても、
同意しない限り何度も何度も同じことを聞かされる。

そんな少ない情報やイメージで人を決めつけるなんてと
息苦しくなってくる。
それマスコミの言葉に誘導されてるんじゃ?と思うことも多い。

思うのは勝手だけど、
私に同意を求めないで欲しい。

何でも意見に迎合し、いつもニコニコして、
思い通りに動く部下が求められている。
マジカル部下?

今はそれでお金をもらっているといっても過言ではない。
最近、迎合できなくなっている。クビ覚悟の大問題である。

新型コロナの緊急事態宣言の今、
なぜ密室で1時間も会議する?昨日の話だ。

なぜこの、世界中で「人を減らそう」と頑張っている時に
高校生の子どもを会社に連れてきてずっと居させる?
(この時期じゃなくても、しょっちゅう連れてくる
 非常識でだらしない人だ)
4人子どもがいて、家にいると勉強せずダラダラ
するから、という理由だ。

子育て頑張ってるアピールが本当に気分が悪い。
あんたの教育方針など全く興味がない。
勝手にうちと比べてくるのも迷惑極まりない。
マウンティングに負けてあげるのがめんどくさい。

マジカル部下を演じることにもう限界がきている。
怒りで「辞めます」と口から出そうになるレベル。

ここで自粛休業をしてくれたなら、
少し冷静になれる気がするが、
社長は私以外の社員達の母でもあるので、
会社は一族のリビング状態。休業などするはずもない。
今3密状態の会議をする強者が休業などするはずもない。
急ぎの仕事など今はないのに。

しみじみと自分はなんでこんなに人付き合いが下手なのだろう
と考える。

これに抵抗するには辞めるしかない、と思うからだろうか。
(子どもを連れて来ないで下さいって言えるか?)
元夫に抵抗するにはリコンしか方法がないと思ったのも
こんな自分だからだ。

心の底から本当に嫌になってしまう程 疲弊する

なんの話だ、本の話だ。

マジカルグランマ、この人は、
マジカルでいることをやめざるを得なくなった
タイミングで新しい道が拓ける。
マジカルだった自分をうまく利用して。
ころころと事態に巻き込まれていくのも
楽しめばいい、とか
自分らしく生きるとイキイキするとか、
そんな痛快さがあって、楽しく読めた。


こんな感想、著者に見られたら怒られるな。



次に読んだのは、又吉さんの本。

この本も、申し訳ないけれど
レビューなどとは全く違う、自分勝手な印象を抱きながら
読んでしまったと思う。

登場人物に、あ、設定が又吉さん本人っぽいなと
思う人物が出てくるのだけれど、
その人がまるで心の中の毒を吐き出すかのように、
言いたいことを言って炎上する。

どんどん又吉さんのイメージとかけ離れてきて、
もしかして又吉さんも
こんな風に毒を吐きたいのだろうかと思う。

それが『人間』という意味なのかなあとか。

全くもって、私に都合の良い解釈だ。

最後の方は、沖縄の、人をリラックスさせる空気感
を感じながら読んだ。
これもまた、又吉さんと重なる。

まさしく「文学」だった。

そういえば、又吉さんが敬愛し、
『人間』の中の人物も何度も読んでいたこの本。


太宰治の『人間失格』。また読んでみた。

改めて読んでも気分の悪い本である。
これは私が女性であるからだろう。
アホか。と張り倒してやりたくなるレベルの胸糞の悪さだ。

以前、この話のあらすじだけを映像化したテレビの番組があった。
VTR終わりでハリセンボンの春奈さんが、
「とんだ空豆だ、じゃねーよ!」と強く突っ込んでくれた。
すばらしい。



マジカルにあてはまることが苦手な自分は
きっとこの先もずっと生きづらい。
とりあえず仕事がんばろう。
いや、とりあえず今日の会社がんばろう。



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カラフル (文春文庫) 
森 絵都 文藝春秋 2007-09-10

死んだ少年が、神様の抽選とやらに当たり、
別の少年の身体を借りて不本意にも生き返る。
自分が生前犯した罪がなんだったか思い出すまでだと
言われ、仕方なく別の少年として過ごす。

この本は、長男が小学生の時、
PTAの有志が学校の「本の読み聞かせ」の時間に
読んでくれていた本だ。

どんな風に読んでくれていたかは
知らなかったけれど、
途中までで終わったらしかったので、
改めて読めるように家に置いていた。

私自身は、何度も読める機会はあったのに、
先日初めて読んだ。

衝撃だった。

主人公は中3。
なげやりな反抗期、暴行、自死、
中学生売春、親の不倫、悪徳商法、

こんな内容だったとは。


別に、内容に文句を言うつもりは全くない。
衝撃はそこではない。
うちの長男ならこんな内容も理解できたと思う。
だが誤解しやすい年齢だ。取り上げ方が浅いので
知らずに誤読解、誤誘導されても誰も訂正できない

読み聞かせにこの本が選ばれていたと
いうことの驚きと、

自分がこの本を自ら
小学生の長男に渡していたということに、
今、気付いた驚き。

完全に私が読むのが遅すぎた

この本は、なんとなく中2くらいで読むのが
いいのかもしれない。言葉の現実味を想像できる年齢だ。
が、本当の中2男子はお仕着せのこんな本は読まない

つらいことがあったら、
ちょっと一歩引いて、他人事くらいに思って
生きてみるのも悪くない。

みたいなメッセージが
子どもを救うかもしれないと思ったのだろうか。

私自身が小学生や中学生の時に
この本を読んでいたら何かが変わったか?

何にせよ、
読む時期を慎重に見極める必要がある本だ。

なんとなく、
この本の先に伊坂幸太郎さんの本があるような気がする。


バイバイ、ブラックバード (双葉文庫) 
伊坂 幸太郎 双葉社 2013-03-14

マツコデラックスさんが出てきます。(私見)

ドラマは観てないですが、
大女の役は城田優さんだったみたいです。
連続ドラマW バイバイ,ブラックバード DVD BOX
高良健吾 ポニーキャニオン 2018-07-04

観てみよう。


どこか他人事くらいでちょうどいいのかも、
という感じで。


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店長がバカすぎて [単行本]
早見和真 角川春樹事務所 2019-07-13

書店の契約社員の女性。
店長のポンコツぶりと薄給に悩みながらも
本の帯に推薦文を書かせてもらったりして
やりがいと人に助けられて日々仕事する話。


書店や図書館と聞くだけで
その本が読みたくなる。

この本は、近所の本屋さんの話ではなくて、
出版社が近くにあったり、
作家さんがフラッとくるような本屋さんなので、
それはやりがいがあるだろうなあ。

契約社員でも
大事な仕事を任せてもらえるというのは悪くない。
(もちろんそれに見合う給料は欲しい)

本屋さんに勤めている人は
きっと本が好きでがんばってるんだろうと見てて思う。

この本に出てくる店長、
現実味はなくても、一つ一つの行動は
理解できなくもなくて
最後まで楽しく読める。


面白かったな、と思って今調べたら
2020年の本屋大賞ノミネートの本だった。
納得。書店員に支持されそうだ。


ここからは
本とは関係ないけれど、
リコン以来、初めて元夫から連絡がきた。
数行だけのLINE。ビビった。

県外に転勤が決まったそうだ。


うれしかった。
空気がおいしかった。
久しぶりに深く息を吸ったような気がした。

いつかどこかで遭遇するんじゃないかと思っていたし、
近くにいるんじゃないかと思うだけで怖かったから。

また少し心が開放される。




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物件探偵 [単行本]
乾 くるみ 新潮社 2017-02-22

さらっと読める本だったけれど、
不動産取引についての基本的なことも
ちゃんと書かれてました。

そんな詐欺、引っ掛かる?と思うような話も、
不動産取引ならひっかかるかもなあ、
という気がしてくる。

慣れてる人も少ないし、
同じものは二つとない、
物件ごとに事情が全く違う。

物件の気持ちが分かる謎の女性「不動さん」に
ついてのストーリーも欲しかった。

謎のままなので、続編があれば読みたい。




瑕疵借り (講談社文庫) [文庫]
松岡 圭祐 講談社 2018-05-15

これは、訳あり物件の浄化をする話

部屋ごとに人の人生があるわけで、
それを紐解くと、謎が解けていくような
感情がほどけていくような、そんな読後感だった。



ドラマ ルームロンダリング  DVD-BOX 
池田エライザ Happinet 2019-05-21

このドラマは訳あり物件の幽霊を成仏させて
あげる話
。いい題名付けるなあ。

幽霊たちに悲壮感がなくて楽しいドラマ。

映画もあります。




これは、事後物件の話ではなくて、
自分の持っている不動産をフランチャイズに
加入して店長になった人達の話

店長がいっぱい (光文社文庫) 
山本 幸久 光文社 2017-10-11

題名と絵から、1つの店に店長が
たくさんいる楽しい?状況を想像したけれど、
それぞれの店長の短編でした。

人を使うことの難しさが主に描かれてました。


大手の名前がついたお店に入るとき、
飲食店にしてもコンビニにしても、
そのお店の個性よりも
共通している部分に期待して入っていることに
気付かされます。

本当は、そのお店ごとに
いろんな事情があって、
その名前を維持するのって大変なんだなと。
そこに目を向けて、おおらかな気持ちで入りたい。



そして


事故物件怪談 恐い間取り [単行本]
松原 タニシ 二見書房 2018-06-26

これはまだ読んでないのですが、
こんど映画化されるそうです。

ホラーっぽい?
(表紙から勝手に想像した)



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センセイの鞄 (文春文庫) 
川上 弘美  文藝春秋 2004-09-03

年の離れた先生を慕う気持ちが
いつしか恋愛となる話。

この作家さんの文章はとても心地いい。

センセイがとてもかわいらしく思えたり、
「ツキコさん」という響きが優しくていい。


センセイの鞄 [DVD] 
小泉今日子 2003-11-28

小泉今日子さんが、この本を読んで
ぜひ自分が演じたいと持ち込んだか何か、
そんなエピソードを聞いたような。

イメージにぴったりで、
とてもいい映画だった。
切ないような、焦がれるような

コミックにもなっているようです。


センセイの鞄 コミック 1-2巻セット [コミック]


こちらは
恋愛ものというほどでもないけれど、


古道具 中野商店 (新潮文庫) 
川上 弘美 新潮社 2008-02-28

この本の文章も、静かで
ユーモアも感じる、心地よい感じ。

ちょっと『フーガとユーガ』の古道具屋さんと
シンクロする部分がある。

仕入れに行ったり売ったり。
あまり物に感情移入することも
価値を意識することもなく、
淡々と営むリサイクルショップの日常。

川上弘美さんが、
芥川賞の選考委員に選ばれたとき、
すごく納得した。

この独特の空気感と読後感は、
村上春樹さんの本を読んだ後に
現実の空気を違って感じるのに似ていて、

ちゃんと生活してるのに現実感がないところがいい。
なんとなく淡々と、ひとつひとつ丁寧に
暮らすけれど、意識がそこにはなくて
来るものを受け入れて生きる感じ。
(うまく表現できない)

書く力ってすごい、と思っていたので。

今調べたら、
この作家さんの本は、まだ読んでない本の方が
多くて、そういえば、自分がごたごたしていて
恋愛ものなんて読む気になれなかったなと思った。

そろそろ大丈夫だ。

昨日、久しぶりに幼なじみが帰ってきていて
3人で集まって話したら、

あ、私大丈夫だ。」となんか思った。



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希望が死んだ夜に (文春文庫) 
天祢 涼  文藝春秋 2019-10-09

この表紙はずるい
意味ありげであり、セクシーでもあり、
この題名とこの写真の組み合わせは
とてもよくできている

女子高生が逮捕される。
同級生を殺したか?というミステリー。

社会派な感じもあるけれど、
子を持つ親の立場からすると、
父子家庭で自分が寝てる間に娘が
大学生と偽ってバイトしてるのに気付かないとか、
その他もなんかちょっと現実味がなかった。
中学生やで?

そんな親ももしかしたらいるのかもしれないし、
自分もちゃんとできてなんかいないけれど、
良くも悪くも
この本には大人の部分が端折られている。

なので、若い人向きの本かなーと思う。
大人は結構気づいているものだし、
何か理由があるんじゃないだろうか。
警察も大人やで。

本を読みながら、
そこが気になってしまった。
そこ書いてーと思いながら。

大人と子どもは見えてる世界が違うんだな。



同じ作家さんのこの本。


謎解き広報課 [単行本]
天祢 涼  幻冬舎 2015-05-26

「謎解き」と「広報課」という言葉に惹かれて読んだ。

役場に就職、というのが
不本意なのは分かるけれども、
いい仕事じゃないかーとまずは言いたい。
でも新人時代ってそんなもの?

どんな仕事も日々謎解きみたいなもんだな
と思ったりした。

これはドラマになると楽しい
タイプの本で、配役が浮かんでくる。

芳根京子さんのすごくかわいらしいけれど
ちょっと毒っぽいところが合うと思う。
松岡茉優さんではちょっと愛されキャラすぎる。
三吉彩花さんに、思いっきり嫌そうにして欲しい
感じもある。

ああ、勝手なことを言ってごめんなさい。
どなたでもいいです。

何が言いたいかというと、
この作家さんはアイデアがいい、
ということです。



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名前探しの放課後(上) (講談社文庫) [文庫]
辻村 深月 講談社 2010-09-15

名前探しの放課後(下) (講談社文庫) [文庫]
辻村 深月 講談社 2010-09-15

評判がよい本だったので、
読んでみた。内容も全く知らずに。

タイムスリップものが大好きな私は
最初「おっ」と思って
楽しみに読み進めたのですが、

ちょっとこれはチガウなあ
思い始めたあたりから
入り込めなくなってきた。

で、最後、ああ、やっぱりなんか違った。
しんどかったな、と思ってしまった。



ここからはちょっとネタバレ。



ただ、最後の方から
だんだん「意味ありげ」なセリフが
多くなってきて、「名前」に
やたら引っかかる感じがあった。


なんだろう。と思って我慢できずに
ネット検索したら…

これだった。

ぼくのメジャースプーン (講談社文庫)


ぼくのメジャースプーン (講談社文庫) [文庫]
辻村 深月 講談社 2009-04-15

これの登場人物とリンクしてた!

読んでいたのに、
なんか引っかかるところまで感じてたのに
気付けなかった…

くやしい…


気付けてたらもっと楽しめていたのに。
名前探しとはこれのことか。


まぬけだ


ま、いっか

そんなに入り込めなかったし


我ながら
正直すぎる感想だな。


それにしても、
この本のトリック?はちょっとヒドイ。
状況や気持ちを理解しようと思いながら
頑張って読んだのに、結果それが嘘だった。
そりゃないよ
と思わずにいられなかった。



後味の悪い映画を観た後のような読後感。


これも文学なんだな。



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消滅 - VANISHING POINT [単行本]
恩田 陸 中央公論新社 2015-09-24

台風のせまる空港、
入国審査でとめられた11人と1匹が一部屋に集められる。
人間型のロボットに、誰がテロリストか
自分達で見つけるよう指示され、
お互いを疑いながら会話が進んでいく。

密室の会話劇にしては、
とても分厚い本で読み応えがあった。

誰がテロリストなのか?を
予想しつつ読みすすめていく中で、

思いついた自分の推理?を登場人物の誰かが
ちゃんとしゃべってくれて
「そうそう!」と思うこともあった。

途中、伝染病の可能性があるときは
この密室が世界を震撼させる事態を
招くんじゃないかと恐怖を感じたりして。
今、新型コロナウィルスが話題でもありますし。


*************


密室劇といえば

十二人の怒れる男(コレクターズ・エディション) [DVD] [DVD]
ヘンリー・フォンダ 2014-08-02
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン


これをオマージュした?三谷幸喜さんの

12人の優しい日本人 (PARCO劇場DVD) [DVD-ROM]
三谷幸喜 パルコ 2006-08-01

これも、ずーっと会話。
場所がほとんど変わらないけれど、
登場人物のキャラクターに個性があって
観ていられる。

*************

どの密室劇も、
結論は意外とあっさりしていて、

この本も結論はあっさりしていた。

あれ?っと思う。

最後にストックホルム症候群のような、
登場人物同士が親近感を覚えるような
ちょっと平和感もあって。



この作家さんの、作品ごとに違う世界観
あるところがすごいと思う。


光の帝国 常野物語 (集英社文庫) [文庫]
恩田 陸 集英社 2000-09-20

不思議な能力を持つ人の世界も
哀しい感じでもっと読みたいと思った。


直木賞を受賞したこの本、
【第156回 直木賞受賞作】蜜蜂と遠雷 [単行本]
恩田 陸 幻冬舎 2016-09-23

評判通りとても引き込まれた。

ただこれは、


のだめカンタービレ全25巻 完結セット (講談社コミックスキス) [コミック]
二ノ宮 知子 講談社 2010-12-01

のだめとか、

SWAN―白鳥―完結記念プレミアムセット [コミック]
有吉 京子 平凡社 2019-03-25

バレエとか
の「コンクールもの」の漫画を文字にしたような、

既視感を感じて、
あれ?これ恩田陸?
いつもとなんか違うような、
と思ってしまった。

文章を書く力、描写力があるから
何書いてもきっと上手いのだな。

夜のピクニック (新潮文庫) [文庫]
恩田 陸 新潮社 2006-09-07

この本も、ストーリー自体はそんなにない
気がするけど、映画になったり。


いつも題名がいい
そそられる。




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フーガはユーガ [単行本]
伊坂 幸太郎 実業之日本社 2018-11-08

父親に虐待されて育った、

不思議な能力を持つ双子は、
たまたま知ることになった「悪」と
対峙する。

よく言われる「伊坂ワールド」。

いつも、日常の中にさらっと凶悪が
描かれる感覚に、
身体が芯から冷えていくような感じがする。

その中に伏線がばらまかれていて
一気に回収されるにしたがって、
読み手も救われていくのだろうと思う。


AX アックス [単行本]
伊坂 幸太郎 KADOKAWA 2017-07-28

これもそんな感じだった。

救われたい一心で、先を読み進めて
いきたい衝動に駆られる。

重くもあり軽くもあり
非日常でもあり日常でもある
そんな感じがする。

*************



新装版 コインロッカー・ベイビーズ (講談社文庫) 
村上 龍 講談社 2009-07-15


この本は、W村上として話題になった
40年前の本で、
私は数年前にやっと読んだ。

つらかった。
救われた気がしなかった。
もう読み返したくない。

文学としてはすごいのだと思う。
衝撃が身に沁み込んでくるあたりが。


*************


自分は、たぶん
こういうのが染み込みやすくて
蓄積していくので、

これは架空の話だし、
自分はこの被害者ではない、
加害者でもない。と
一旦切り離さないといけない。

自分が、とか
自分の子が、とか感じてしまって
身が切られる思いがする。


もっと鈍感でいいのに。


ありがたいことに、
霊感の方は、全くない。



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まずはこれ

犯罪者 上 (角川文庫)
太田 愛
KADOKAWA
2017-01-25


犯罪者 下 (角川文庫)
太田 愛
KADOKAWA
2017-01-25


テレビドラマの脚本家の方が、書かれた本です。

無差別な通り魔事件と思われた事件で
生き残った青年が、命を狙われながら
協力者と共に謎を探っていく。


↑ ちょっと端折りすぎのあらすじですが、
一つ一つの場面や登場人物がリアルで、
医療、政治、警察、マスコミなど
いろんな世界がからんでいくのが
とにかく面白い。

この先どうなっていくの?!
どんどん大きくなっていく話に
引き込まれます。

ドラマの脚本の手法を取り入れたそうで、
きっと俳優さんの個性が引き立つんだろうなと
想像しました。



この本と同じ登場人物の

天上の葦 上 (角川文庫)
太田 愛
KADOKAWA
2019-11-21



天上の葦 下 (角川文庫)
太田 愛
KADOKAWA
2019-11-21



なんとも意味ありげな装丁のこれ。

中身も、始まりから
とにかく謎ばかりで意味ありげ。


そうきたか、と思うこと請け合いです。



そして、これも同じ登場人物のこれ

幻夏 (角川文庫)
太田 愛
KADOKAWA
2017-08-25


これは、他のに比べて短いですが、
社会の悪みたいなものを感じる
やりきれなさが残ります。




警察とかマスコミとか政治がからむと、
ちょっとハードボイルドぽっくなったり、
男やもめ、みたいな昭和な疲れた感が
出てくるのが多いのですが、

これは女性が書かれているせいか、
あまりそういうところは
クローズアップされてなくていい。



他のも読んでみたい、と思う。
でも、これだけのものを一つ書こうとすると
膨大な調査やアイデアが必要だと思うので、
簡単に出るものじゃない。


心血を注いだ作品と思って
大事に読む。



本もテレビも料理もイベントも
作る大変さに思いを馳せてから語りたい。



「最近のテレビは面白くない」なんて
いう人がいたら、
作るのどれだけ大変か!
めちゃくちゃよう出来てるやん
面白いやん

心の中で思う


私がテレビをよく観ることを知っている人から、
「~さんはテレビっ子だから」と言われる。

うっさいねん、
良さもわからんクセにマウントとってくるな。

心の中で思う

笑顔でかわしていたら、

私が喜んでいると思っているのか、
しょっちゅう言ってくる。

今度言い返したろかな



心の中で思う




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瀬戸内海賊として大きな力を持っていた
村上水軍の娘がとても活発で、自ら戦ったり
指揮を執ったりする戦国もの。


本屋大賞を受賞したこの本は、
性別、世代を問わず読みやすいと思う。
戦国に疎い私でも面白く読めたので。

まず、潮の流れが早くて近づけないという
この能島に城が建てられていることに
ワクワクさせられる。

自然の力を読み、利用できる者が
大きな権力を司るというのはかっこいい。


私は、愛媛県の大島の村上水軍博物館を
知って、能島を見てから、
ああ、そういう名前の本があったな、と読んだので、
本を読みながら具体的に舞台をイメージできた。

そしてさらにその後で、
テレビで村上水軍が紹介されている番組を
いくつか見て、後付けで海賊について
知ったりした。


もちろん
本当は 番組→本→現地→博物館
という順がおもしろいのだと思う 


海こそちゃんとしたルールが必要だと
いうのは分かる。海で生きる人たちには
独自の世界があって、

大河ドラマなんかでは出てこないけれど、
戦国時代には海の権力を利用したり争ったり
ってことも大事な要素だったらしい。

同じ著者のこの本

のぼうの城
和田 竜
小学館
2007-11-28


のぼうの城 通常版 [Blu-ray]
野村萬斎
Happinet(SB)(D)
2013-05-02


いかに地の利を生かすかっていうのがいい。


きっと戦国に詳しい人なら
もっと深く楽しめるんだろうと思う 


話題になっている次の大河ドラマ
「麒麟がくる」は明智光秀の話ということで、
予習するなら



有名なこの本がいいそうです。


いや、私は



こっちがいい。




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どんでん返しミステリーとして有名な本。

2人の女性の生活を中心に、結婚、出産、育児、
夫の浮気、仕事など、女性の心境がうまく
織り込まれ、そこに夫の死が起こる。

出産してる人もしてない人も
仕事してる人もしてない人も
家族がうまくいってる人もそうでない人も
夫の死を望む人もそうじゃない人も
どの部分かで共感できるようになっています。


なんか人生は
耐えることばっかりだな、と思ったりする。
もちろんそこに楽しみもあるけど。

深く考えるとやりきれないので考えない。

でも考えてしまう時もあって、
そういう時は、
はっ、また呪われてた 」と
払拭することにしている。

*************

有名などんでん返しでこんな感じなのは



*************


これは映画もよかった。


*************
これは、


アヒルと鴨のコインロッカー [DVD]
濱田岳
デスペラード
2008-01-25

映画はあまり印象に残ってない。

*************

どれも、
「あなたは絶対読み返したくなる」系。



有名になる本は、なんだかとても
世界観がよくできていて、すごいと思うことが多い。

特に漫画は設定が凝っている。
最近はスマホ時代で進化が激しいんだろうなと思う。
誰も思いつかないようなことを考える才能が要る。


ハリーポッターのように、
頭の中に世界が一つあるようなリアルな描写がよくて、
映画がそれを越えてきたりする。


それを読んだり観たりできるなんてほんとに幸せだ。




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だいこん
山本 一力
光文社
2005-01-21


料理が好きで、小さいころから働き、
若いながら一膳飯屋を立ち上げ、経営する女性の話。

江戸の市井、人情が目に浮かぶような本です。

江戸の歴史物をたくさん読んでいた時期に読みました。

ちょっとした料理のアイデアはすなわち
商売のアイデアになり、目に見えた結果となるのが
うれしくなる。

*************

最近NHKで観たドラマ
みをつくし料理帖 DVD-BOX
黒木華
ポニーキャニオン
2017-11-15




これにも通じるところがあります。

*************


昔、高校生だった姪に、
夏休みの宿題の読書に
「だいこん」を薦めてみたけれど、
1ミリも喰い付かなかった

そりゃそうか。
女子高校生はもっと華やかで軽妙な楽しい本を求めている。


ただもし、私が高校生の時にこれを読んでいたなら、
商売をする、っていうことも
人生の選択肢の中に入っていたかもしれない。

大人になってから、
職人さんとか、商売をするとか、
もっといろんな選択肢があったのだと
気付いた自分は、本当に視野が狭くて
力がないとしみじみ思う。

*************

料理が出てくる小説と言えば、


このクッキング・ママシリーズは
クッキング・ママ シリーズ 14冊セット (集英社) /ダイアン・デヴィッドソン /〈文庫本〉【中古】afb
クッキング・ママ シリーズ 14冊セット (集英社) /ダイアン・デヴィッドソン /〈文庫本〉【中古】afb

ケイタリングをするパワフルなシングルマザーの話で、
事件とか推理は子ども向けっぽい大ざっぱさがあるので、
気軽に読みたい本。挿し絵が効いてます



それから、
かもめ食堂 (幻冬舎文庫) [ 群ようこ ]
かもめ食堂 (幻冬舎文庫) [ 群ようこ ]

映画化されたこれ
かもめ食堂 [DVD]
かもめ食堂 [DVD]

好きな女優さんばかり出ていて
たぶん私はこれを観ているとき、
終始ニヤニヤしていたのではないかと思う。

大げさかもしれないけれど「丁寧な料理」というものを
初めてイメージしたのはこの映画のおかげ。

食パン「超熟」のCMの小林聡美さんは
明らかにこのかもめ食堂の店主さん風で、
CMを見るたびに、丁寧な料理の良さを思い出す。

*************


もちろん食べる人のために料理をするんだけども、
料理すること自体を楽しむという感覚

料理が好き、一日中キッチンに立っていたい、
料理研究家になりたい
料理はストレス発散

という人に今まで出会ってきた。
どの人も結構忙しいのにそんなことを思えるのが
私には全く共感できない。
そして尊敬する。





10年くらい前、久しぶりに会社の同期と、
ある結婚式で再会した。

お互いその後結婚などし、近況を聞く中で、

年末年始、家を買ったお披露目なので
双方の両親が集まる、と聞いて、それは大変だ、
「おせちとか作るの?」って聞いたら

「そんな訳ない。
 私はそんなことに全く喜びを感じない。」

っと さらっと言いのけてかっこよかった。


私は、嫁はもてなさないといけない、
料理はしっかりやらないといけないという
環境にいて、知らず知らずその重圧に耐えていた。


そーなんだよ。私も喜びなんて感じない、と自覚した。


その同期とはその後会っていないけれど、
もし会えればお礼を言いたい。
私を開放してくれたことを。


そんなことに喜びを感じない」は
友人の凛とした強さと合わせて
私の自分確認の合言葉になった。



最近話題の#ていねいな暮らし とは
イコール丁寧な料理のことのような気もする。


尊敬はする。素敵だと思う。



でもそんな才能があるなら私はそれを商売にしたい。




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これは、最近読んだので、備忘録として。

電通のコピーライターとして経験を積んだ方の本。

テレビで、林修さんもすすめておられたので
読んでみました。

「文章はシンプルに」
「読み手なんて想定してはいけない」
「他人の人生を生きてはいけない」


そんな感じの、サバっとしたアドバイス。


うんうん、そうだよな、と
友達と話しているくらいのさっぱりとした共感を
感じました。

いい文章が書ける力があるかどうかは
別として、楽しいかどうか、っていうのは
ブログ向きの文章術かも。




本を読む時も、小難しければ名著かっていうと
チガウような気がする、
というのが持論なので、

有名な文学作品も、文章が読みづらいのは
疑問符を抱えつつ苦しみながら読み、
断念する時もある。


こういうの↓ とか。

カラマーゾフの兄弟〈上〉 (新潮文庫)
ドストエフスキー
新潮社
1978-07-20


翻訳にもよるか。

いや、この人はきっと自分の書きたいことを
書いてるだけなのだな。
私など、読み手として想定されてない 




学生の頃、世間で「ソフィーの世界」が
ベストセラーになっていた。

ソフィーの世界 哲学者からの不思議な手紙
ヨースタイン ゴルデル
NHK出版
1995-06-01


家庭教師先の生徒さんが、
「先生、これ、親が読めって買ってきたけど、
 意味が分からない、読めない」って言ってきた。

実は私も当時この本は、少しだけ読んで
やめてしまっていた。
専攻に関係ない形而上学だのシェイクスピアだの
の本は読めていたのに。


いいんだよそれで、
難しい本がためになるっていう訳じゃないんだよ
本当に文章が上手い人の本、ってすごく読みやすい
この本もいつか読める時がくるよ

みたいなことを偉そうに言った。

私は未だに「ソフィーの世界」は読めていない。


猫も老人も、役立たずでけっこう NHK ネコメンタリー 猫も、杓子も。 [ 養老 孟司 ]
猫も老人も、役立たずでけっこう NHK ネコメンタリー 猫も、杓子も。 [ 養老 孟司 ]

養老孟司さんの本は読みやすい。




文章術で印象に残ったのはこの本。








子どもが小学生の時に読んだ。

実は育児には相当悩み、
育児本、教育本は何百冊と読んだけれど
それが失敗の原因だったのかも、と
今は思っている。


この本は、自分にためになった。

いかに作文の中に
ワクワクを詰め込むか。
読み手に状況を想像させるか。

簡単だ  と思わせてくれます。

現在と過去形は混ぜた方が現実味と緊迫感が出る、とか
最初は会話で始めるとか。



子どもらしさを大人が求めている子役感はかなりある。

みんながこの手法を使いだして
テストの作文がどれもこんな感じだったら、
採点員はイヤだろうな。


国語もテクニック、っていう時代だしな。







最近は、難しい本を読もうと思うと寝てしまっている。



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神の子どもたちはみな踊る
村上 春樹
新潮社
2000-02-01



最近なぜかこの中の「かえるくん、東京を救う」が
話題になっているのをよく目にするので
また読んでみた。

話題になっているのは
この舞台のせいでしょうか。

*************

kaminoko_940











*************

コミックにもなっているみたいです



(このコミックのタッチは私の印象とはちょっと違う気がする)
*************


私に本を書く力があるならば
こんな話を書きたい
と強く思う話で、
ずっと心に残っていたので、読み返してもワクワクした。


かえるくん」という響きが最高にいい。
かえるさん、と呼びかけると、
「かえるくん」と訂正されるシーン、舞台でもやってて欲しい。

*************

かえるくん、というと、

ふたりはともだち (ミセスこどもの本)
アーノルド・ローベル
文化出版局
1972-11-10


この本も、かえるくんとがまくんが出てきて
泣かされたので、いつかここに書こうと思う。

*************


「かえるくん、東京を救う」は

主人公のもとにかえるくんが突然訪ねてきて、
かえるくんが東京を救う戦いをするにあたって
手助けをして欲しい、ともちかけられる

という話で、


何か壮大なものと、地下でひっそりと戦うという
状況が、日常で知らないうちに行われているのかもしれない
と想像するだけで、とてつもなく惹きつけられる。


信じられない気持ちと
現実として捉えられない気持ち、
選ばれて誇らしいような気持ち、
自分にできるのか?という気持ち、

主人公の心境を感じることができるような気がする。

*************

ちょっと

となり町戦争 (集英社文庫)
三崎 亜記
集英社
2006-12-20


この本を彷彿させる、静かな静かな感じがあります。

*************


小学生の時に道徳の教科書で読んだ話、

オランダの少年が、堤防から水が噴き出しているのを
発見し、手で食い止め、災害から守った


っていうのも心に残っていて、

人知れず世界を救ってくれている人がいることを
私は常に心に留めている。



今調べたら、この話、
「堤防を守ったハンス」(メアリーメイプスドッジ著)
という作品だったようです。聖書から道徳の教科書に?



今この瞬間にもかえるくんや少年が
私を救ってくれている。



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どストライク。

美術に始まり、とにかくなんでも鑑定してくれる女性。

その見極め能力の高さに毎回ワクワクさせられ、
問題を解決していく展開がスッキリさせてくれます。

その広範で莫大な知識の得方が、
感動と驚きによるもの


つまりは「へぇー」とか、「おっ」とか
感じることによって
素直な心でどんどん吸収していく

という方法なのが、何より心をつかまれます。



ケタには雲泥の差があるものの、
私自身がそうやって生活することこそが
喜びであることを肯定してもらったような。

自分の子ども達もそうあって欲しいと思って
育ててきましたが、
子ども達の目には
しょちゅう「へぇー」とか「すごーい」と
言ってる母はどう映ったか…


この万能鑑定士Qの事件簿は12巻までですが、
探偵譚、推理劇シリーズなどがあります。
読んではいないけれど、マンガにもなっています。

【中古】【全品10倍!1/10(金)限定】万能鑑定士Qの事件簿 <全10巻セット> / 神江ちず(コミックセット)
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映画にもなっていて、



主役が綾瀬はるかさんというのが
ばっちりハマっていて、
本を読んだ時から綾瀬さんをイメージしてただけにうれしい。

この人に鑑定してもらったら、
なんであれ、納得する。



この本は「ロジカル・シンキング」を駆使しての
問題解決ですが、


ロジカル・シンキング (Best solution)
照屋 華子
東洋経済新報社
2001-04-01



うちの会社では思い切り「クリティカル・シンキング」
が主流で



人の批判ばかりで、心の底からうんざりすることが多い。


人を悪者だとまず決めつけて、
事が起こると「ほら、言ったでしょう」と言いたがる。

ちなみに事が起こらなくても考えを改めることはなく、
とにかく「自分は正しい!」と言いたいがすごくて
心底疲れる。



別に、そんな主張しなくたって、
私は非難などしないし、間違ってても責めたりもしないし、
事が起こった時に対処したいだけなのだけど、
それではうちの会社ではダメらしい。

極度に狭い世界なので、
広い世界でアンケートを取ってみたい。


しかも、問題が起こった際や、取引の駆け引きなど、
とにかく「チート」なやり方
(つまり小手先のこずるさみたいなもの?)
で、自分のすごさをアピールしてくる。








推理劇シリーズは「チート」な解決法を
win-winで使う。これはほほえましい。

でもそれって、相手が「騙されてくれる」
ことが前提なのだけど、

私は意外とこれに気づくことが多い。
騙されたフリも疲れる。


「あ、また嘘ついてる」とか
「あ、また○○だと思わせようとしてる」とか

結構気づくもんじゃないのだろうか。


そんな浅はかなやり方が
うまくいってるとは思いにくい。



人は結構気づく。
気付いているが騙されてくれている。


子どものウソはすぐバレるのと同じだ。


人にこう思われたい
こう思われるように振る舞おう


なんて思ったって、
人はそんな風には思ってくれないものだと
常々思っている。




大好きな本を紹介するはずが、
愚痴になってしまってツライ。



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