八日目の蝉 (中公文庫) [文庫]
角田 光代 中央公論新社 2011-01-22

不倫相手の赤ちゃんを誘拐し、
自分の子と偽りながら育てるが
結局露見してしまう。

保護され、成長した娘も
その後葛藤しながら生きることになる。

蝉は生まれてから7日しか生きられない。
8日目の蝉は孤独か、それとも
普通では見られない景色が見られて
幸せか。という題名のようです。


犯人の女性のしたことは
もちろん重罪で、
誘拐された側の身を切られるような
思いが想像できるのに、

犯人の女性の視点で書かれているので
どうしても擁護してしまう心境になる。
愛情深く子どもを育てていることも
伝わってくる。

テレビドラマ

八日目の蝉 DVD-BOX [DVD]
檀れい NHKエンタープライズ 2010-09-24

映画

八日目の蝉 通常版 [DVD] [DVD]
井上真央 アミューズソフトエンタテインメント
2011-10-28

どちらもとてもよかった。
女優さんたちが素晴らしくて。

赤ちゃんが女の子だったということも
この話の大前提であるように思う。


母性って難しい。

母性が求められ、必死で役割を果たそうと
しているだけなのに


やりすぎると犯罪になりそうなことなど
日常でたくさんある。

犯罪と言わないまでも
人を傷つけることが多々ある。

そして他人の母性など
やっかいでうっとおしいものだ。


そんなことを考えつつ、
不倫、妊娠、中絶など
とにかく女性ということについて
自覚させられるすごい一冊。


 にほんブログ村 本ブログ おすすめ本へ